会長挨拶

 東京東雲会の会員の皆様には、日ごろ本会の活動にご支援・ご協力をいただき、まことに有難うございます。

 

 私は、平成29年の総会で、鈴木誠前会長からバトンタッチを受け、会長に就任した山脈12回(昭和36年卒)の林田英樹でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 鈴木前会長には、暖かいお人柄と強力なリーダーシップで長きにわたり会の発展に多大なご貢献を頂きました。会長に就任して初めて知ったことですが、事務処理や運営費への毎年のご寄付などを含めて、至れり尽くせりのお世話を頂いてきております。当面は、引き続き強力な応援を続けるとのお申し出を頂いていることに、深く感謝申し上げますとともに、出来るだけ早く自立した運営ができるようにしていくことが、私の第一の仕事であると考えております。

 

 最近は、日本の社会のあらゆるところで絆の力が弱まっているようで心配ですが、幸い東雲会の同窓生の中には、母校に対する感謝の気持ちや同窓生同士の団結力の強い伝統が生きているのではないかと思います。このような良き校風ができたのは、毎年欠かさず総会、幹事会に出席してくださっていて、惜しくも昨年末に他界された元会長の西村和義先輩(山脈1回)をはじめとする諸先輩のお力によるものと深く感謝しております。諸先輩が築かれた良き伝統の更なる発展のために、役員の皆様と力を合わせて努力してまいりますので、一層のお力添えをお願い申し上げます。

 

 若い人たちにもっと多く参加してもらうことは、これからの重要な課題です。今回の役員改選を機に、若い役員の数を増やし、新たに会報を発行し、「東京東雲会」のホームページを立ち上げることといたしました。この会報とホームページが、会員の皆様との円滑な情報交換に活用され、会の発展に貢献できるようにしていきたいと考えております。

 

 本会の最も重要な活動は、年に1回開催する総会と懇親会ですが、毎年7月の最初の土曜日に霞が関の法曹会館で開催しております。母校や東雲会本部からの近況の報告をいただくほか、各界で活躍している同窓生の講演や演奏を聞き、福引で盛り上がり、竹輪、西瓜などのふるさとの味を楽しみながら、懇親を深めるのが恒例となっております。

 

 母校は、2022年に創立100周年の大きな節目を迎えます。同窓会活動の充実は、母校に対する最大の応援でもあると思いますので、会員の皆様には、お誘いあわせの上、本会の活動にご参加いただきますようお願い申し上げます。

 

 

平成30年(2018年)2月16日

東京東雲会会長 林田 英樹